43.ちょうちんの花
作詞:阿久悠
作曲:円広志
ちょうちん一つ 椅子五つ
他人の肩も 気にならぬ
どちらの誰と 知らぬのに
人生ばなし して帰る
うなづき上手 のせ上手
お酒の酌の あいの手に
だけどどこかで貰い泣き
ポロリと涙こぼす夜も
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた あたたかく
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた ほのぼのと
なまえを描いた ちょうちんが
そろそろ少し くたびれて
浮き名を流す あてもなく
夢見る場所にも なりにくい
はやりの歌や 故郷(くに)の歌
何でもヒョイと こなしつつ
だけどわたしが誰よりも
酔いたい時も あるという
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた あたたかく
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた ほのぼのと
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた あたたかく
咲いた 咲いた ちょうちんの花
咲いた 咲いた ほのぼのと
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